犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【非再生性免疫介在性貧血】12月25日 年内最後の病院 ~ついに3年目に突入(3/7)~【闘病記】

チョコラッの闘病記 第7章(3/7)
非再生性免疫介在性貧血 闘病記

撮影&文:らぶプー(本記事は2018年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年10月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 12月25日 血液検査の結果はまずまず

年内最後のチョコラッの血液検査行ってきました。

結果はまずまず。
相変わらずギリギリラインでは有りますが、全ての数値が基準値内でした。
リンパ球も前より下がり473。
薬は効いているとの判断。

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【君を送る日】ごめんね、はな ~病気がちになった老犬と生きること~【飼い主たちの選択】

はなの闘病記|看取りの記録はなとの別れ

撮影&文|はるくま
 
この作品は

作者が愛犬はなを迎えたのは、15年も前のこと。
優しく抱かないと壊れてしまいそうだった小さな幼犬は、やがて老犬になり、いろいろな病気を抱えるようになります。
1つ1つ病気を乗り越えていく はな。しかしその はなにも介護の時がやってきます。
一生の締めくくりのその時期、作者と家族はどのように はなに向き合っていくのでしょうか?

こんな方に:
愛犬が歳をとって、急に病気がちになった|立て続けに病気になっている|まだ看取る覚悟はできていない|絶対に安楽死は選択しないと思っている|最後の瞬間の飼い主の気持ちはそんなものだろう?|看取った経験のある方から話を聞きたい?

 

我が家の愛犬 ”はな” は、私たち夫婦が、2匹目として迎えた柴犬でした。
やってきたのは2004年11月13日。先住犬のケアンテリア ”まっくす” が 3歳のときのことです。多頭飼いの生活は楽しいものでした。

それから10年の時が過ぎ、まっくすは13歳になった12月にこの世を去りました。
それは突然の別れでした。

 

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【不思議なオーラ】まるで神様がくれたご褒美のよう ~哲がうちに来るまで~【命をまもる決心】

もう一度、うちの子がうちにくるまで|No.4
うちの子がうちにくるまで_哲

撮影&文|哲ママ
 
今日のお話は

作者はシベリアンハスキーの愛犬ハッシーを失いました。ハッシーは作者にとって生活の全てで、天使だと思っていた犬でした。
「もう犬とは一緒に暮らせない」
そう考えていた作者はある日、偶然に訪れたペットショップで、不思議なオーラを放つ子犬に巡り合います。
「一緒に暮らして、最後まで責任を果たすことができるのか?」
自問する作者のもとに、子犬はやってくるのでしょうか?

こんな方に:
黒柴ってどんな犬?|先住犬を亡くしてしまた|次の子を飼うのが不安|皆さんどうやって飼う決心をするの?|経験者の話が聞きたい

 

今日は、我が家の愛犬、哲を迎えた時のお話をしたいと思います。
哲は迎えたのはもう17年も前のこと。それは不思議な巡り合わせでした。

ある日、たまたま夫婦で訪れたペットショップに、不思議なオーラを放つ子犬がいたのです。小さな黒柴の幼犬。私はその子に心を奪われてしまいました。

ここで話は、更に少し溯ります。

哲を迎える半年前に、我が家には哲のお兄さんにあたるワンコがいました。
シベリアンハスキーでハッシーという名前です。

ハッシーは私にとって天使でした。
脳の疾患で犬生の半分は闘病していて、最後の一年は寝たきりでしたが、それでもハッシーは天使――。切ないくらいに白い天使でした。

 

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【子犬の躾】うちにきて77日目 ~ピィ子の育児日記(その11)~【しまホイの虜に】

ピィ子の育児日記
ピィ子の子育て日記

撮影&文|高栖匡躬
 
こんな方に
犬を飼い始めた|躾・トレーニングを始めたが、なかなか難しい|トイレを覚えてくれない|まずは”座れ”と”待て”を教えたい||甘噛み、噛み癖で困っている|飼育本、躾本、ネット情報の通りに行かない|経験者の話を聞きたい

 この1週間(11月3日~11月9日)は、”しまむら”に尽きます

この1週間はなんといっても、『しまホイ』と『しまドラ』でした。

『しまホイ』は『ファッションセンターしまむら』で販売している、正式名称は『ロールクッション』とう商品で、腹巻型になっていて犬が中に入れます。
本来は犬用ではないようですが、犬が吸い寄せられて、まるでゴキブリホイみたいだというので、愛犬家の間では『しまむらホイホイ』とか『しまホイ』と呼ばれています。
犬をダメにするとも言われており、多くのワンコが大好きなようです。

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【酷暑の夏】大きな瞳がキラキラのシファさん | No.73〜No.76 ~老犬アルバムの思い出(その23)~【老犬にはつらいね】

幸せじゃなかった子も、幸せは掴めるんだよ
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老犬アルバム|No.73 シファ(飼い主:ベルシファさん)
 
老犬アルバムに想う
犬を飼うことの奇跡と、老犬アルバム

老犬アルバムを始めてから、驚いたことがあります。
アルバムのカードを配信したその日が、老犬さんや飼い主さんの記念日と重なることがとても多いのです。1度や2度でなく、何度もそれが起きています。

例えば配信したその日が、老犬さんの誕生日だったり、うちの子記念日であったり、それから命日であったり、など。

もちろん、狙っているわけではありません。
だって、私はその日を知らないのですから。

なぜそんなに偶然が多いのかは不思議だとしか言いようがありません。
ただ、記念日に配信が重なることは、とても嬉しく思います。
ご家族で老犬さんのことを想っていらっしゃるちょうどその時に、その思い出に花を添えられるような気がするからです。
(ご命日のときは、花を手向けるですね)

この記事はこんな方に:
老犬(シニア犬)と暮らしている|老犬が可愛くて仕方がない|愛犬が闘病中、または介護中|愛犬が亡くなってしまった|他の飼い主さんが老犬にどう接していたか知りたい|皆さんの頑張りをみて、元気をもらいたい
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【非再生性免疫介在性貧血】11月29日 血液検査の結果は横這い ~ついに3年目に突入(2/7)~【闘病記】

チョコラッの闘病記 第7章(2/7)
非再生性免疫介在性貧血 闘病記

撮影&文:らぶプー(本記事は2018年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年10月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 11月29日 血液検査の結果に思うこと

一昨日、チョコラッの血液検査行ってきました。
結果は横這い。
う~ん、、、悪化してないのは嬉しいんだけど――
ギリギリ基準値内なのも有難いんだけど――
9/6に基準値内に入ってから、ずっと横這い。
なんで? って思っちゃう。

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【まとめ】サクラという子は沢山いるけれど ~うちのサクラちゃん(その1)~

うちのサクラちゃん (その1)4匹のサクラちゃん
うちのサクラちゃん

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カテゴリー:エッセイ
作者:オムニバス

『うちのサクラちゃん』(その1)
本記事は、4匹のサクラちゃんのエピソードを、5話のエッセイとしてまとめました。

『うちのサクラちゃん』は、犬名がサクラ(さくら、桜、SAKURAなど)というワンコのエッセイを、特集としてまとめたものです。同様の企画で行って好評だった『うちのハナちゃん』の続編にあたります。

犬は一匹一匹の犬生が、全く違ういます。
考えてみれば当り前のことなのですが、同じ名前のワンコを実際に並べてみると、まさにその通りであることを実感します。

長年願い続けて、ようやく家族に迎え入れることができたサクラちゃん。偶然の(しかし運命的な)出会いで、家族に迎えることになったサクラちゃん。

この企画にご登場いただいたサクラちゃんだけでなく、全てのサクラちゃんとサクラちゃんの飼い主さんに捧げようと思います。

【子犬の躾】うちにきて70日目 ~ピィ子の育児日記(その10)~【マイクロチップと初めての嘔吐】

ピィ子の育児日記
ピィ子の子育て日記

撮影&文|高栖匡躬
 
こんな方に
犬を飼い始めた|躾・トレーニングを始めたが、なかなか難しい|トイレを覚えてくれない|まずは”座れ”と”待て”を教えたい||甘噛み、噛み癖で困っている|飼育本、躾本、ネット情報の通りに行かない|経験者の話を聞きたい

 この1週間(10月27日~11月2日)は、2つの初めて

2つ初めてのことがありました。1つ目は迷子対策としてのマイクロチップの挿入と、もう一つはうちに来て69日目にして、初めて嘔吐をしました。

子犬は、何をやるにも初めてですねえ。

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【まとめ】老犬アルバムの思い出 ④ ~永遠に君を忘れない~【出会いと別れ】 

老犬アルバムの思い出
老犬アルバムの思い出

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カテゴリー:エッセイ
作者:樫村 慧

老犬が大好きだ。
ゆっくりと、時にノロノロと、ヨロヨロと歩く老犬を愛おしいと思う。
しかし、はじめからそうだったわけではない。

自分で犬を飼いはじめた時、老犬の可愛さは分からなかった。目の前のいたずら盛りの子犬のことで精一杯で。散歩のお供で疲れ果てた。
やがてその子は7歳になって、世の中では老犬の部類に入るようになってもまだまだ元気で、そのときもまだ、周囲にいる老犬の存在は、ほとんど意識をすることもなかった。

10歳を過ぎてからだろうか。当たり前のことが、1つずつできなくなっていった。
愛犬が歳をとったことを実感した。
若くて、活き活きしていた愛犬を思い出して、少し悲しくなった。

しかし――
悲しいと思ったのはほんのわずかの間だった。それは愛犬の本当の可愛さに気が付く入り口だったんだ。愛犬はますます可愛くなっていった。それと同時に、よその老犬まで可愛くなっていった。

老犬ってそういうことなのかと、気が付いた。

――本話は――
『老犬アルバムの思い出』の16話~20話をまとめたものです。
表紙は雷(ライ)さん(飼い主:雷のお家さん)です。

【非再生性免疫介在性貧血】11月16日 胃薬は飲まなくてもいいって ~ついに3年目に突入(1/7)~【闘病記】

チョコラッの闘病記 第7章(1/7)
非再生性免疫介在性貧血 闘病記

撮影&文:らぶプー(本記事は2018年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年10月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 11月16日 胃薬は飲まなくてもいいって

少々遅くなりましたが、前回のチョコラッ通院時にお薬の変更があったことを書き忘れていました。(・_・;

胃薬のランソプラゾールが無しになりました。

プレドニンが3日に1回、2分の1錠なので、もう胃薬は要らないでしょうとの判断です。

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【まとめ】チョコラッの闘病記⑯ ~血液検査・基準値内おめでとう~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
2年生存を目指して(3/3)85話~91話
非再生性免疫介在性貧血 闘病記

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カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後1年半後から始まり、2年までを記した全19話。
本記事は本章85話~91話のまとめ読みです。

――概要――
(以下、前記事と同文)
愛犬チョコラッ免疫系疾患の難病とされる『非再生性免疫介在性貧血』です。
1年生存率は5割。その1年を超えて、2年目を目指す段階になりました。

1年を過ぎた頃、採れる選択肢がほぼ無い危機的な状況を脱したのは、医師の機転で免疫抑制剤の使用を止めるという判断をしたからでした。それは医学書には書かれていない常識外の処置です。

しかし、無謀な賭けではありませんでした。過去の論文に報告された症例の中に、似たような事例が2つあったからです。

危機を脱したチョコラッの症状は安定し、貧血の症状が治まっていきます。
しかしながら、『非再生性免疫介在性貧血』は完治したわけでも、寛解したわけでもありません。免疫疾患を抱えたままで、なぜか貧血症状が治まるという不思議な状態にあるのです。

本章は一安心しながらも、一喜一憂が続く飼い主の心を描いています。

【まとめ】うちの子がうちにくるまで ⑩ ~覚えていますか? あの日の思い~【私が獣医師になった理由】

【犬版】うちの子がうちにくるまで (No.38~No.42)
うちの子がうちにくるまで_犬

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カテゴリー:エッセイ
作者:オムニバス

 犬や猫を飼うとき、必ず思う事がありますね。
「うちで飼えるかな?」
「きちんと世話が出来るかな?」
「最期まで面倒をみてあげられるかな?」
「別れは寂しいだろうな?」

『うちの子がうちにくるまで』はそんな初々しい時を、飼い主自身が振り返り、自分の言葉で綴ったエッセイです。

もう一度思い出してみませんか? あの頃のこと。
愛犬や愛猫が、もっと可愛くなるはずです。

まとめ読みの9作目です。

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