ここは『ハナちゃんの動物病院』です。
今日、取り上げるのはニキビダニ。
ダニといえば、想像するのはカイカイですね。ヒゼンダニの寄生で起きる疥癬は、スーパー・カイカイ!
でも今日のニキビダニは、そうではないみたい。
カイカイも困るけど、気付かないもの困る!
痒みを伴わないダニの寄生
先日、飼い始めて1ケ月の子犬が、目の周りの脱毛で来院しました。
診察したところ、原因は人の顔・鼻のまわりなどにも寄生しているといわれる、ニキビダニでした。
続きを読むここは『ハナちゃんの動物病院』です。
今日、取り上げるのはニキビダニ。
ダニといえば、想像するのはカイカイですね。ヒゼンダニの寄生で起きる疥癬は、スーパー・カイカイ!
でも今日のニキビダニは、そうではないみたい。
カイカイも困るけど、気付かないもの困る!
先日、飼い始めて1ケ月の子犬が、目の周りの脱毛で来院しました。
診察したところ、原因は人の顔・鼻のまわりなどにも寄生しているといわれる、ニキビダニでした。
続きを読む前回はステロイド剤の減薬については、唯一の答えは無いということを書きました。
答えが無い以上は、飼い主が試行錯誤して、自分なりの答えを見つけていくしかないわけです。しかしそれを、全くゼロの状態から行う必要はありません。
少ないながらも情報はあります。その1つが他の飼い主の体験談です。
何をどう試みたのか? その結果はどうだったのか?
それはとても参考になるものです。特に失敗の経験は役に立ちます。
本記事では、ケーススタディとして、ピーチーの事例をご紹介したいと思います。
【目次】
皆さんは、車椅子を使っている犬を見たことはありますか?
この記事は、車椅子犬からのお願いです。
わが家のチョコラッは、車椅子犬です。
別々の理由で、2度車椅子犬になりました。
1度めは椎間板ヘルニアで歩けなくなった時。
――この時に車椅子を初めて使いました。
2度めは鼠径ヘルニアになったとき。
――手術をしたのですが、別の病気(免疫介在性貧血)があってリハビリができず、車椅子を使いました。
今は、体力が戻って来たので、幸いにも2度目の車椅子犬を卒業をしたばかりです。
続きを読む
前回は、筆者の愛犬ピーチーを例にとって、ステロイド剤を処方する事になった経緯と、処方によって発現した副作用について書きました。
今回からは、本題である減薬について触れて行きます。
ステロイド剤は効き目は明らかなのですが、処方(服用)することによる副作用があり、またそれを止める、または減らす際にも、別の副作用があります。
●
この記事で扱うのは、止める、または減らす際の副作用で、その難しさや危険性について触れて行きます。
減薬は実質的な難しさと、情報量の少なさから来る難しさがあります。
混同されがちですが、なるべくそれを分けて語っていきます。
【目次】
私の大切な愛犬、ゆうすけは2017年11月14日に、虹の橋に出発してしまいました。
病名は精巣腫瘍。悪性度が高かったため、発見から僅か1か月半後のことでした。
ゆうすけはとても頑張ってくれて、私は闘病には大きな後悔はありません。
しかし今振り返ると、「こうしておけば良かった」と思うことが幾つかあります。
今後似たような病と戦う飼い主さんの参考になればと思い、私が闘病時にした選択と、ほんの少しの後悔を書き残したいと思います。
続きを読む
今日は肛門腺の炎症のお話ですよ。皆さん、肛門腺絞り、やってあげていますか?
肛門腺に溜まる分泌物は、定期的に絞り出してあげないと、炎症になることもあるんですよ。上手くできない方は、獣医さんにやってもらってね。
え? ハナちゃんはやってもらってるのかって?
失礼ね、そんなこと、女の子に聞くもんじゃないわ!!
おしりが臭い・気にしている・痛がっている。
時々、そんな症状で来院するワンちゃんがいます。
肛門腺ってわかりますか?
続きを読む今日から3回に渡って、ステロイド剤とその減薬について書こうと思います。
筆者の愛犬ピーチーの、経験に基づいたものです。
ステロイド剤は炎症系の疾患では、どの病院にいっても処方されるありふれた薬ですが、医師から間違った用法容量を示されて、症状が悪化するケースが度々あるようです。
また悪い処方例が独り歩きしたために、ステロイドは悪い薬、恐い薬と思っている飼い主さんのも沢山いらっしゃいます。
本記事では筆者の愛犬で用いた闘病経験を元に、ステロイドの誤解を解いていきたいと思います。
【目次】
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
検査結果が出揃い、病名「非再生性免疫介在性貧血」が確定するまでに、実に1ヶ月近くかかりました。
その間、お薬を処方されてたとはいえ、チョコラッの貧血値は低いところで横這い。
下がらなかったことに感謝ですが、実はこれが、非再生性の特徴でもあるみたいなんです。
免疫介在性貧血の中でも、非再生性の症例はまだまだ少なく、あまり解明されていない分野でもあるらしい。
続きを読む「捨て犬なんです」
と言われたその可愛い犬は、昼休みにはもう保健所に連れていかれていました。
「飼い主探します!」
と思わず言ってしまった主人公。
このときはまだ、誰かに引き取ってもらうつもりだったのです。
ゆうすけと出会ったのは、2006年11月21日のこと。
出張先の市役所での出来事でした。
いつもは市役所の裏の駐車場に駐車して、裏口から出入りをしていたのですが、その日はたまたまそこが満車で、別の駐車場に車をとめて、表の入口に回ったのです。
するとそこには人だかりが――
手記を残してみませんか?
犬や猫との暮らしって、段々と慣れて当たり前になってしまいますよね。
奇跡のように家族になったのに――
何でも無い日常は、本当は奇跡なのにね――
でも、その中にいる時は、気が付かないものなんです。
だから――
記事で残しませんか? 目の前の奇跡を。
皆さんの手記をお待ちしてます。
続きを読む本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
先日、チョコラッの最終検査結果が出たと書きましたが、今日新たに医師から追加内容を告げられました。
チョコラッの病気、免疫介在性貧血には2種類(再生性と非再生性)に分けられるらしいのですが、チョコラッは非再生性でした。
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