原典に感じる違和感の正体 実はブリーダーの心の声
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さて、今回はその原典である、『犬の十戒』のお話をしましょう。
『犬の十戒』は素朴で、荒削りで、回りくどい言い回しが特徴です。
そこから主旨を損なわないように、作品として洗練させたものが『犬と私の10の約束』と言っても良いでしょう。
しかしその変化の段階で、原典にあった幾つかの要素が失われています。
『犬と私の10の約束』がお好きな方こそ、一度その原典の『犬の十戒』に触れてみると良いと思うのです。
【目次】
- 原典に感じる違和感の正体 実はブリーダーの心の声
- 犬の十戒の原典(英文も添えて)
- 好みが分かれる「犬の十戒」、アンチ派もいる
- 実は犬を送り出す、ブリーダーの心情だった
- これまで『犬の十戒』に違和感を感じていた方へ
- なんと日本歌謡にも同じ思いが綴られている
- 達者でナ
- 『虹の橋』についてはこちらを――
- ペットとの別れについて
- 寂しさは上手くつきあえるもの。思ったほど悪くないもの