犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【先住犬がいるから】犬には犬の決まりごと ~れん がうちにきてすぐ(2/2)~

うちの子がうちにきてすぐ|No.5 ‐ 2うちの子がうちにきてすぐ

文:かっぱ太郎、撮影:F.zin
 
今日のお話は

はじめての多頭飼い
先住犬の ちぃ は、子犬の れん を受け入れてくれたようでした。ほっとする作者。

ちぃ を可愛そうに思った作者は、2匹目の子 ”れん” を迎えてあげました。
初めての犬 ちぃ に続いて、初めての多頭飼い。

さて、ちぃ と れん の関係は、上手く生きのでしょうか?

この記事はこんな方に:
犬を飼い始めた|フレンチブルドッグってどんな犬?|フレンチブルドッグを多頭飼いしたらどうなるの?|経験者の話が聞きたい

 れん は病院では優等生、でも家では……

『れんちゃんは、フレンチにしてはとてもいい子ですね。診察にも、とても協力的です』
動物病院で先生にほめられたれん。
れんは診察が終わり、会計を待つ間も、私のひざの上できちんとおすわりをして、いい子にしていました。

ところがれんは、家ではちぃが楽しんでいるおもちゃをいつも横取りする、やんちゃですばしこい子いぬでした。

 

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【非再生性免疫介在性貧血】5月13日 二次診療の現実性は? ~1年生存率5割って(3/22)~【闘病記】@

チョコラッの闘病記 第4章(3/22)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 5月13日 血液検査

チョコラッの血液検査行って来ました。
結果は前回とあまり変わらず。

PCV(血球容積) 35.6(前々回)→33.3(前回)→36.4(今回)
※通常の値は37〜
RETIC 18.9(前々回)→2.5(前回)→3.8(今回)
※基準値 10.0~

う〜ん・・・これはどういうことなんだろう?
基準値に達しない、やや貧血状態でキープ。

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【先住犬がいるから】2匹の出会いは少しずつ ~れん がうちにきてすぐ(1/2)~

うちの子がうちにきてすぐ|No.5 ‐ 1うちの子がうちにきてすぐ

文:かっぱ太郎、撮影:F.zin
 
今日のお話は

念願だったフレンチブルドッグを飼い始めた作者。名前は”ちぃ”に決めました。
しかし ちぃ は犬との付き合いが苦手。散歩でも煙たがられて、いつも一人ぼっちでした

ちぃ を可愛そうに思った作者は、2匹目の子 ”れん” を迎えてあげました。
初めての犬 ちぃ に続いて、初めての多頭飼い。

さて、ちぃ と れん の関係は、上手く生きのでしょうか?

この記事はこんな方に:
犬を飼い始めた|フレンチブルドッグってどんな犬?|フレンチブルドッグを多頭飼いしたらどうなるの?|経験者の話が聞きたい

 多頭飼いのはじまり ‐ 二匹目のフレンチブルドッグ

先住犬のちぃを、わが家に迎えてもうすぐ1年が経とうという頃、我が家には新しい子いぬがやってきました。

その時、私は、娘が生まれたときの母の言葉を思い出しました。
『…いいかい、下の子が生まれたら、上の子にうんと構ってやらなくちゃだめだよ。赤ん坊は小さいうちは何もわからないけど、上の子は、赤ん坊にお母さんを取られたと思って、とても傷つくんだからね』

 

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【非再生性免疫介在性貧血】5月7日 この病気での輸血は一時しのぎ ~1年生存率5割って(2/22)~【闘病記】@

チョコラッの闘病記 第4章(2/22)
チョコラッの闘病記

撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 5月7日 輸血をすれば良いという単純な話ではない

昨日の記事見返して、ちょっと誤解が出るかな、と思って補足です。

貧血なら輸血すればいいんじゃないの?
って、思われてしまうかなって思ったんです。

貧血→輸血、当たり前の流れですよね。
怪我で流血の貧血ならそれでいいんですが、チョコラッの場合はそんなに単純ではありません。

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【膿皮症|アレルギー】指しゃぶりと、シャンプー嫌い ~ハナのカイカイ事情~ 【診察記】

ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。

今日はハナのカイカイのお話で~す。

実はハナ、カイカイなんです。
色々なところが、カイカイで――
ママは膿皮症とかアレルギーとか言っているけど、とにかくカイーのはイヤイヤ。

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撮影&文|ハナちゃんママ ※この記事は2015年11月に執筆されたものです。

 実はハナはアレルギー

ハナは、ダニアレルギーです。
あちこち痒くていつもボリボリしたり舐めたりしています。

皮膚も弱く、膿皮症になってプツプツができたり、指の間を舐めて真っ赤になったりします。
夕べもソファーの上で前足の指をしつこく舐めていました。

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【非再生性免疫介在性貧血】5月6日 発病から半年経過 ~1年生存率5割って(1/22)~【闘病記】

チョコラッの闘病記 第4章(1/22)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 5月6日 発病から半年

チョコラッは、非再生性免疫介在性貧血の発病から半年が過ぎました。
この病気は1年生存率が約5割。つまり、もうその半分を過ぎてしまったということです。

これから先チョコラッは、5割の壁を越えられるでしょうか?
そしてそれを越えて、もっと先まで行けるでしょうか? 

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【愛犬と別れ】君を送る日の十戒 ~愛犬を看取る時の犬の十戒~

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文|高栖匡躬・撮影|樫村慧
愛犬との別れを、十戒になぞらえて考える『君を送る日の十戒』

皆さんは『犬の十戒』をご存知でしょうか?
犬と飼い主の適切な関係について、犬の方から飼い主に語りかけるお話です。
飼い主と愛犬とが交わす10個の約束というスタイルで書かれていて、敢えて分類するなら、詩の形態の1つと言えるでしょう。

「犬を飼う時には『犬の十戒』を読みなさい」
ベテラン愛犬家が初心者飼い主に、よくアドバイスをしていますね

それでは、『犬の十戒』に幾つものバリエーションがあることはご存知でしたか?
実は多くの犬の飼い主たちが、我が家の愛犬のために自分の言葉で書いた、『我が家の犬の十戒』が、世の中には無数にあるのです。

今回はその『我が家の犬の十戒』の1つとして、我々もオリジナルの十戒を作ってみました。
題して『君を送る日の十戒』です。

さて、どうしてこの十戒を作ろうと思ったのか?――

【目次】

  • 愛犬との別れを、十戒になぞらえて考える『君を送る日の十戒』
  • 『我が家の十戒』のベースになっているのは
    • 『君を送る日の十戒』は、こうして生まれました
    • 『君を送る日の十戒』
    •  どうしても足したかった、11個目の言葉
    • 関連記事|看取りを前向きに考えよう
      • 飼い主に委ねられる選択
      • 命を預かる本望
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【二匹目の犬】手荷物でうちにやってきたんだよ ~れん がうちにくるまで(2/2)~【先住犬との相性は?】

うちの子がうちにくるまで|No.28 - 2f:id:masami_takasu:20180918131441j:plain

文:かっぱ太郎、撮影:F.zin
  
今日のお話は

子犬の箱を受けとり電車に乗る作者。しかし事故のために大混雑。
優しい老夫婦の助けで、箱を手荷物の棚に乗せて、なんとか満員の車中を過ごします。
家へと急ぐ作者と、迎える家族。
ようこそ我が家へ
君は手荷物でうちに来たんだよ。

こんな方へ:
フレンチブルドッグってどんな犬?|フレンチブルドッグの多頭飼いってどんな感じ?|経験者の体験談を聞きたい 

 やせた子犬に思うこと

前回の記事の続きです。

子いぬを迎えに行った私に、ペットショップの若い女性店員さんはとても丁寧に、その元気な子を渡してくれました。

しかし私は、その子の痩せた姿がどうにも気にかかって仕方がありません。
「きっとこの人にはもう会うことはないだろうな」
心の中では、そう呟いたのでした。

 

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【犬の輸血】献血犬になってくださいな ~当事者の苦労って、意外にわからないんです~

犬も輸血が必要なんですよ
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撮影&文|らぶプー

 献血犬というのは

皆さん、献血犬ってご存知ですか?
文字通り、愛犬の手術や治療の際に、血液を提供してくれるワンちゃんのことです。

献血用のワンちゃんを飼っている動物病院(主に大病院)もあるのですが、ほとんどの病院はそうではありません。

ではそんな時、どんな風に献血犬を探すかご存知ですか?
今日は、献血犬を探す難しさについてお知らせしようと思います。

 

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【二匹目の犬】友だちになってくれる? ~れん がうちにくるまで(1/2)~【フレンチブルの多頭飼い】

うちの子がうちにくるまで|No.28 - 1うちの子がうちにくるまで

文:かっぱ太郎、撮影:F.zin
  
今日のお話は

作者宅の先住犬 ”ちぃ”は、どうもよその子に受けが悪い。
ちぃの方では仲良くしたくても、相手からすると、ちぃ は妙に近寄ってくる変な奴。
このまま犬の友達はできないの?
そんなとき、作者は小さな白い犬を見かけたのです。
「ねえ、友達になってくれる?」

こんな方へ:
フレンチブルドッグってどんな犬?|フレンチブルドッグの多頭飼いってどんな感じ?|経験者の体験談を聞きたい

 さみしくないかな?

先住犬のちぃが、わが家に来てからもうすぐ一年となったころ、散歩のたびに気になることがありました。ちぃは、ご近所の散歩犬と行き会い、挨拶をかわすとき、なんとなく相手の犬に嫌がられているようなのです。

ちぃ本人は、フレンドリーに相手に近づき、仲良くしたい様子なのですが、相手の犬から見えるちぃはきっと、「がにまたで、前のめりでゼーゼーいいながら、必要以上に接近してくる大きなこわい顔の、なれなれしいやつ」なのでした。

 

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【後悔はないよ】きみがここにいた意味、今ここにいない意味【ペットロスは思い出の証】

ラフのいない日々
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撮影&文|樫村 慧(本作は2017年7月に執筆されたものです)
 
こんな方へ
愛犬を亡くした|今はペットロスの状態|どうしたら立ち直れるのだろう|克服した方は、どんな風に思っているの?|体験談を読んでみたい

 過ぎていった日々に想う

肌を刺すような日差しが、梅雨明け間近を知らせている。ゴールデンレトリバーの愛犬ラフが天国へと旅立った7月18日が、すぐそこまでやってきた。

末期の腎不全だったラフが尿毒症になり、ひどい痙攣を起こした時、彼の命の終わりについて、飼い主である私が決意した。

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【お盆に起きた奇跡】りんちゃん、またね! ~土佐犬リンちゃんとの再会(3/3)~【体験談】

リンちゃんが起こした奇跡
土佐犬リンちゃんが起こした奇跡

文|樫村 慧
 
こんな方へ
犬には不思議な力があると思う|犬が繋いでくれる縁がある|土佐犬は飼いにくいの?|大型犬を飼う苦労は?|普通の家庭で飼えるの?|実際に経験した人の体験談を読んでみたい

 会えなくなってからのこと

リンちゃんもラフも成長して、お互いに顔を合わせることがなくなっても、そのリンちゃんを迎えることになった経緯の話は、ずっと胸の奥に残っていた。

他の思い出よりもかなり色濃く私の記憶に刻まれていた。

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