犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【老犬と暮らすこと】最初のカードはハリー君|No.1~No.2 ~老犬アルバムの思い出(その2)【お空組もどうぞ】

お空組も老犬アルバムに参加してもらおう!
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老犬アルバム|No.1 ハリー(飼い主:ハリーママ)
 
こんな方に
老犬(シニア犬)と暮らしている|愛犬が闘病中、または介護中|愛犬が亡くなってしまった|他の飼い主さんのことが知りたい|皆さんの頑張りをみて、元気をもらいたい
目次
  • お空組も老犬アルバムに参加してもらおう!
    • #秘密結社老犬倶楽部のタグに思う
    •  私がWithdogとWIthcatに参加した理由
    •  そして出来たのが、最初のカード
    •  特別な思い出になったハリー君
    •  重大な決定
    •  お空組の第一号が、私のラフです
    •  ラフ、取ってこい!
    •  老犬アルバムのご応募方法はこちらです
    •  老犬アルバムと老猫アルバム
    •  樫村慧|他の作品

#秘密結社老犬倶楽部のタグに思う

ラフ_区切り

前話では、老犬アルバムのきっかけが、老犬の飼い主さんへに送った、お悔やみのカードであったことをお伝えしました。

今回はそのカードがどうして老犬アルバムになったのかをまずはお知らせしようと思います。そして本題である、老犬さんのエピソードを、順々に書いていこうと考えています。

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【まとめ】視点の変化で闘病は変わる・悩みってなんだろう?  ~闘病を前向きに考えよう~

視点の変化で闘病は変わる・悩みってなんだろう?
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カテゴリー:コラム
作者:高栖 匡躬 

愛犬の闘病は気持ちの持ちようで、楽しく過ごすこともできるし、苦しいだけのものにもなります。

犬は飼い主の笑顔が大好きなのだと言います。ご飯や散歩と同じように、大好きなのだそうです。もしも愛犬が病気で、飼い主がふさぎ込んでいたら、その愛犬の大好きなものを1つ失わせてしまうことになりますよね。

病気が重くなると、愛犬は散歩に行けなくなって、ご飯が食べられなくなりますね。もしかするとそのときの愛犬には、飼い主の笑顔はたった一つの楽しみなのかもしれません。

これを逆に考えたら、愛犬がどんなに重い病気でも、飼い主が愛犬と一緒にいることで幸せとか楽しさを感じられるなら、愛犬も幸せなのではないでしょうか。

愛犬を亡くした飼い主さんならわかりますよね。愛犬がそこにいてくれただけで良かったんだって。幸せだったのだと。
それは愛犬がいなくなってから、しみじみと実感するものなのですが、もっと前からそれを感じられたら、飼い主も愛犬も、両方とも幸せなんではないでしょうか?

そんなことを考えながら書いたのが、このコラムです。
愛犬とばかり書きましたが、愛猫も同じですね。きっと。

[扉絵]アッシュさん(飼い主:みゆぞうさん)

【癲癇】3月20日 発作に加えて、はじめての下痢&血便だよ ~発作は続くよ(3/10)~【突如の下痢&血便】

ろくすけの闘病記:癲癇(てんかん)9話
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撮影&文|きづ あすか
 
当時を振り返り
ろくすけはずっと胃腸が丈夫でしたので初めての下痢、しかも血便が出た時は私も動揺しました。しかも意外と(?)きれい好きなので家の中での粗相はプライドが許さない。と言うことで、もよおしたら即外へ!のオールナイト介助になりました。辛かっただろうに、ろくすけは本当に頑張ってくれました。

 3月20日 初めて下痢&血便

――2016年3月20日――

昨日は父ちゃんのお客さまが来て、賑やかな我が家だった。
ろくすけには体への影響を考えて、お客様と会わすことはしなかったので、おかげで興奮することもなかった。
――はず、なのに。

ろくすけは、私自身が料理やらで普段と違う精神状態であることを、読み取ったのだろうか?

あぁ――
明け方4時前くらいに、発作が起きてしまった。

痙攣→徘徊→もうろう→水・食事を口にする→もうろう→トイレ→徐々に回復
と、いつもの経過であったが、その後が違った。

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【老犬は優しい】きっかけはタフィさんと、もなかさん ~老犬アルバムの思い出(その1)【開始前夜】

たった一言に、心が奪われることがある
普通の日々が愛おしい

Withdogの告知のために制作したカードです。
 
こんな方に
老犬(シニア犬)と暮らしている|愛犬が闘病中、または介護中|愛犬が亡くなってしまった|他の飼い主さんのことが知りたい|皆さんの頑張りをみて、元気をもらいたい|大型犬は大きくて、優しい
目次
  • たった一言に、心が奪われることがある
    •  私と老犬アルバム
    •  老犬アルバムを振り返ってみる
    •  老犬アルバムをはじめたきっかけ
    •  大きくて優しい子
    •  きっかけになったお祝いのカード
    •  2枚のカードが老犬アルバムの原型になりました
    •  もなかさんにもカードを送りました
    •  すべての始まり、タフィ―さんにもカードを
    •  老犬アルバム開始前夜
    •  老犬アルバムのご応募方法はこちらです
    •  老犬アルバムと老猫アルバム
    •  樫村慧|他の作品

 私と老犬アルバム

ラフ_区切り

樫村慧です。

いつもWithdog『犬を飼うということ』のご愛読、ありがとうございます。
私が担当する【老犬アルバム】は、5月で開始から10か月になります。一周年になる7月には、兄妹企画の【老猫アルバム】と合わせて、150匹に迫るワンニャンを掲載できそうな勢いです。望外なほどのご支持をいただくことができて、本当に感謝しています。

思えば【老犬アルバム】は不思議な企画であり、コンテンツです。
老犬さんの写真に飼い主さんからの短いメッセージを添えただけの、簡単なカードなのですが、長い文章でも書き表せないほどの大きな感動を私たちにくれます。たった一言なのに、その老犬さんが生きてきた時間まで感じさせてくれるのです。

きっとそれは、何年もの間、大切にされて愛されてきた老犬さんの穏やかで柔らかい表情と、飼い主さんがメッセージに込めた深い想いが、絶妙のコントラストを描くからなのでしょうね。 

 

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【まとめ】別れは特別なものでなく ~看取りを前向きに考えよう~

満足のできる別れはあるのです。
別れは特別なものではない

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カテゴリー:コラム
作者:高栖 匡躬 

本作は、愛犬(愛猫)の看取りを前向きにとらえていくためのコラム集です。

今や平均寿命15年にもなる犬や猫。
それを看取る回数は、多くても3回ほどではないでしょうか?

だから、看取りの経験豊富な飼い主はいないのです。

それにも関わらず、我々は、看取りの内容に囚われてしまいます。
良く看取れたのか? そうでなかったのか?
別れのあとも、ずっとそれを考えてしまうのです。

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【癲癇】2月23日 ついに出てしまった最短記録(涙) ~発作は続くよ(2/10)~【座薬の苦労】

ろくすけの闘病記:癲癇(てんかん)8話
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撮影&文|きづ あすか
 
当時を振り返り
座薬は本当に下手でした。入れてもにゅるにゅるカムバックしてきたり、ろくすけが暴れて座薬が飛んで顔面に当たったり…不器用な母ちゃんでごめんね、ろくすけ。
でも人間用と同じで座薬は即効性があり体への負担も少なそうでした。今ならもっと上手に入れる自信あるのになぁ。

 2月23日 午後3時頃 最短記録の発作

――2016年2月23日 午前3時ごろ――

今回の発作は最短記録。
といっても、なんとも嬉しくない、最短周期での発作。
前回から、2週間も経っていないのが悲しい。

時間は夜中3時。発作時間約4分。尿失禁・口から泡。
見守るしかできない。
――のではあるが、今回母ちゃんには重要な役割がある。

初めての座薬。
そう――、座薬。
あのお尻の穴に突入させる、白くソフトな弾丸シェイプのあれだ。

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【まとめ】ペットの安楽死、考えたことがありますか? ~それは、”生きる”を考えること~

安楽死について考える。安楽死をしないことについて考える。
安楽死ってどう思う_扉

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カテゴリー:コラム
作者:高栖 匡躬 

皆さんは、ペットの安楽死のことを考えたことはありますか?

愛犬、愛猫がまだ若くて元気なうちは、きっと想像もつかないでしょうね。もしも既に老犬や老猫だったとしたら、『縁起でもない』と考えて、その先に思いをはせることを嫌う方もいるでしょう。

しかしこの安楽死、いざというときに考えようとしても、なかなか出来ることではありません。家族同様の愛犬、愛猫が弱っているときに、そんなことを考えると自己嫌悪に陥ってしまう方が大勢います。

考えてみませんか? 安楽死――

今だからこそ、考えられることかもしれません。
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【まとめ】警察犬の学校に行くということ ~犬の躾とトレーニング~ 【警察犬訓練学校体験談】

警察犬の学校に行くということ・チッチ先生が教えてくれたこと
警察犬の学校に行くということ

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カテゴリー:コラム
作者:高栖 匡躬 

皆さんは『警察犬訓練学校(警察犬訓練所)』をご存知でしょうか?
名前からすると、警察犬を専門に養成するように感じられますが、実際はそうではなく、家庭犬も沢山訓練しています。警察犬をトレーニングできるほどの腕前の、訓練士がいる訓練所という風に考えればいいと思います。

我が家の愛犬ピーチーは、18年前にこの『警察犬訓練学校』に行きました。
当然ですが、警察犬にしたかったわけではありません。また、人を噛むような問題犬だったわけでありません。当時は生後3か月の、小さくて可愛い子犬でした。

なぜピーチーが『警察犬訓練学校』に行ったのかというと、当時はやむにやまれぬ事情がありました。そしてピーチーはこの学校で、とても良い経験をして帰ってきました。その当時のことをまとめたのがこの記事です。
 
こんな方に
愛犬にしっかりとしたトレーニングをしたい|プロのトレーナーに躾を任せたい|警察犬訓練学校・訓練所はどんな所?|民間でも警察犬の訓練ができるの?|訓練士の腕前は?|飼い主の手に負えない問題犬家庭犬ばかりでは?|家庭犬の訓練もしてくれるの?|訓練の成果は?|行かせて良かった?|経験者の話を聞きたい

 

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【失明した老犬】愛犬の目が見えなくなってしまったら 〜老犬との暮らし(2/2)〜【加齢と視力の衰え】

老犬との暮らし(その2):視力の衰え
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撮影&文|ロキロビ ※この記事は2018年に執筆されたものです。
 

前回の記事でも触れましたが、我が家のロビンは目が見えません。生まれつきではなく、加齢によって病気が起こり段々と見えなくなりました。

元気だった愛犬の目が見えなくなるのは、飼い主にとってはつらい事です。しかし歳をとると、割とよくあることなのだそうです。

愛犬の目が見えなくなると、日々の暮らしで、当たり前だったことができなくなってしまいます。そこで我が家では、少しでもロビンが安心して穏やかに暮らせるように、家族みんなで心がけるようになりました。

今日はそんなロビンとの暮らしのお話をしようと思います。いつか我が家と同じ状況に直面なさる飼い主さんのために、すこしでも参考になるよう願いながら、書き進めていきます。

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【まとめ】311、震災の日に思う事 ~愛犬を連れての避難、考えてみよう~【災害時のペット】

震災の日、ペットとの避難
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カテゴリー:エッセイ、コラム
作者:奥村 來未 
   高栖匡躬、樫村慧、ロキロビ、miao
2011年3月11日、午後2時46分
東日本大震災発生
マグニチュード9.0
未曽有の大震災の現場にいた作者。
発生直後のこと、避難所での出来事を記した手記です。
震災の日に思うこと。
とても大切な思いが詰まっています。

【まとめ】私たちは犬に育てられている ~老犬への思い、家族への思い~

私たちは犬に育てられている 私たちは犬に育てられている

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カテゴリー:エッセイ、コラム
作者:奥村 來未
作者が子供の頃に飼い始めた子犬。
弟のように思っていたのに、その子はいつの間にか老犬に――
老犬Mackとの暮らしは、家族に色々なものを運んできます。
楽しい事だけではありません。病気や体の衰えも――?
犬に育てられ、成長していく家族。
犬は自らの一生を通し、我々に沢山の事を教えてくれます。
いなくなってしまってからも……

【癲癇】2月12日 今年の初てんかん ~発作は続くよ(1/10)~【ハーネスでのサポート】

ろくすけの闘病記:癲癇(てんかん)7話
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撮影&文|きづ あすか
 
当時を振り返り
相変わらず発作が起きてはアワアワバタバタの繰り返し。やはり全然慣れることは出来ませんでした。慌てるのを最小限に抑えるため後ろ足ハーネスなど必要になりそうなものを準備しておいたのは私にしては上出来でした。犬の介護用品はとてもお高いのですがそこはぎゅうっと目をつぶって…

 2月12日 午後2時 今年の初発作

――2016年2月12日 午前2時――

今年の初発作が起きた。前回は12月20日だから、2ヶ月もたなかった……
時間は、5分近くに感じた。
発作になってからの経過は全く同じだが、発作の時間、その後の吠える時間も長かった。

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