うちにきて140日目 ~ピィ子の育児日記(その20)~
ピィ子はどうやら、景色が寒々しい雰囲気が嫌いみたいです。
気温が低い寒さも嫌いみたいですが、どんより曇っていて、見るからに寒々しいのはもっと嫌みたいで、外に出た途端に散歩を拒否します。
それでもなだめすかして歩くのですが、ある程度のところまで行くと『帰る!』のオーラ全開で、ちょっとリードを緩めると家に向かって駆け足です。
お前、それでも犬なのか?
ピィ子はどうやら、景色が寒々しい雰囲気が嫌いみたいです。
気温が低い寒さも嫌いみたいですが、どんより曇っていて、見るからに寒々しいのはもっと嫌みたいで、外に出た途端に散歩を拒否します。
それでもなだめすかして歩くのですが、ある程度のところまで行くと『帰る!』のオーラ全開で、ちょっとリードを緩めると家に向かって駆け足です。
お前、それでも犬なのか?
犬の飼い主さんの中には、愛犬が病気と闘っている方も少なくない。老衰で寝たきりの愛犬と暮らしている飼い主さんもいる。
もし、そんな飼い主さんに、慰めとか労いの言葉をかけるとしたらどんな風に言えばいいのだろう? いつも私はそれに迷っている。それぞれの事情もあるし、考え方もあるし、なかなか難しい。
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今私は犬の情報サイト、Withdog『犬を飼うということ』に携わっており、老犬さんの魅力を伝える【老犬アルバム】を担当している。その為に、ツイッターで老犬さんと暮らす飼い主さんのツイートを見る機会が多い。もともと老犬マニアではあったのだが、最近はよりそれが高じてきているように思う。
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いつも私は、悩みながら、迷いながら言葉を紡いでいる。
皆さんもそうなのではないだろうか?
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ピィ子は初めてのお正月を迎えました。
我が家は粗食派なので、特にご馳走があるわけではないのですが、ワンコ用の年越しそばと、ワンコ用のお寿司を食べさせてあげました。
美味しかったようで、あっというまに完食でした。
続きを読む『うちのサクラちゃん』(その2)
本記事は『うちのサクラちゃん』(その1)に続き、3匹のサクラちゃんのエピソードを、6話のエッセイとしてまとめました。
後半の3話は、通算6匹目として登場するサクラちゃん(さくらさん)の出産と子育てのお話です。
(以下、その1と同文です)
『うちのサクラちゃん』は、犬名がサクラ(さくら、桜、SAKURAなど)というワンコのエッセイを、特集としてまとめたものです。同様の企画で行って好評だった『うちのハナちゃん』の続編にあたります。
犬は一匹一匹の犬生が、全く違ういます。
考えてみれば当り前のことなのですが、同じ名前のワンコを実際に並べてみると、まさにその通りであることを実感します。
長年願い続けて、ようやく家族に迎え入れることができたサクラちゃん。偶然の(しかし運命的な)出会いで、家族に迎えることになったサクラちゃん。
この企画にご登場いただいたサクラちゃんだけでなく、全てのサクラちゃんとサクラちゃんの飼い主さんに捧げようと思います。
ピィ子はうちにきて、はじめてのクリスマス。
飼い主としては少々浮かれます。
写真はサンタクロースのガウン(マント?)です。大して防寒効果は無いと思いますが、可愛いので買ってやりました。
続きを読む本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年10月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
少々闘病記をご無沙汰してしまいました。
チョコラッが今月に入ってから若干体調が悪いように見え、様子見してました。
どういう状況かというと――
2月1日~
歩かない。歩きたがらない。特に滑りやすい所は拒否。
2月3日
朝ごはんを前にしても食べない。
チャウチュール犬版みたいなので味を付けたら食べる。
2月4日~
夕飯後にゲップをよくする。
この1カ月、全く増えなかったピィ子の体重ですが、200g増えていました。
とうとう体重増に転じたか?
ピィ子の体重を計ってみてビックリ。
何とまた体重が増えていません。丁度1カ月、体重が変わらずです。
「成長が止まったか?」
と思ったのですが、体は大きくなっているように見えます。
頑張る老犬を応援する、アルバムページです。
大好きな愛犬の写真に、飼い主からの一言を添えたメッセージカード形式。
これまでの老犬アルバム
老犬アルバムVol.1はこちらに No.1~No.51
老犬アルバムVol.2はこちらに No.52~No.100
老犬アルバムVol.3はこちらに No.101~No.150
老犬アルバムVol.4はこちらに No.151~No.200
老犬アルバムVol.5はこちらに No.201~ No.250
老犬アルバムVol.6はこちらに No.251~
樫村慧さんのコメント版はこちらです。
老犬アルバムVol.1 樫村慧コメンタリー
老犬アルバムVol.2 樫村慧コメンタリー
老犬アルバムVol.3 樫村慧コメンタリー
老犬アルバムVo.4 樫村慧コメンタリー
老猫アルバムはこちらです。
老犬アルバムの思い出はこちらです。
第1話 たった一言に、心が奪われることがある4匹の子犬が里子に出て、また元のぶん太とさくらの2匹だけの生活に。
やがて作者は「今度はしっかり計画して出産に臨んでみたい」と考えるようになります。
そして、さくら2度目の出産。
生まれてきた6匹はどうなっていくのでしょうか?
合計10匹もの子犬を育てた飼い主の気持ちは? そして出産に対する思いとは?
大切な命に関わること――、心中は複雑なのです。
こんな方へ:4匹の子犬が産まれて賑やかだった我が家も、それぞれの子が里子に出て行くと、以前のように、ぶん太とさくらの2匹だけの生活に戻りました。
慌ただしかった日々が落ち着くと、私はやがてさくらが成犬として成熟した段階で、今度はしっかり計画して出産に臨んでみたいと思うようになりました。
続きを読む犬の出産は楽だと考えがちですが、そうではありません。
さくらは5時間もかけて、4匹の子供を産みました。そして次は子育てです。
ここで大事なことが1つ。出産は可愛い子犬の姿を見て終わりではありません。
最も大変なことは、全ての子犬たちの行き先を考えることです。
さて、生まれてきた子犬たちは、その後どうなっていったのでしょうか?
犬は1回の出産で、3匹~7匹くらいの子犬を産みますが、簡単に次から次へと産み落とすわけではありません。1匹目を産んでから2匹目までには、ある程度時間が必要です。3匹目、4匹目もそうです。
さくらが2匹目を産むまでの間は、我が家では初乳をあげさせました。
“あげさせた”という表現は、さくらも初めてのことで、どうしたらいいかわからない状態なので、飼い主がそれを手助けしてあげるのです。
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「うちの愛犬の子供が見てみたい」
愛犬家の方ならば、きっと誰もが一度くらいは考えたことがあるのではないでしょうか?
筆者も先代犬のときに考えました。真面目にお相手探しをした時期もあります。
残念ながらお相手は見つからず仕舞いで、出産の適齢期を越えてしまいました。今もあの時に子犬が産まれていたらと思うことがあります。
本作は ”愛犬の子供を見たい” という願いを、本当に叶えた飼い主さんのお話です。
そうか、もしも生まれていたらこんな風だったのか……
今日はそのぶん太とさくら夫婦の、出産のお話を書こうと思います。
題して『振り向けば子だくさん』です。
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