犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【癲癇|てんかん】7月19日 ちょっと変だったけど、まあまあ ~発作は嫌いよ(24/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (写真は元気な頃のピーチー)
 
当時を振り返り

闘病記を書くようになると、ある時から何も起きない日がとても愛おしく思えてきます。
”何も起きない”という当たり前だったことが、当たり前ではなくなってくるのですね。
特に癲癇という病気はある程度悪化してくると、何もない日でも今にも何か起きるのではないかと毎日が戦々恐々なのです。ちょっとした仕草が、大発作の前兆ではないかと勘繰ったりして。

幾ら命には関わるものではないと言われても、癲癇のあの大発作は飼い主の心をかき乱すのです。

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【癲癇|てんかん】7月16日 嵐の予感? それとも? ~発作は嫌いよ(23/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (写真は元気な頃のピーチー)
 
当時を振り返り

ピーチーの癲癇と付き合っているうちに、気づいたことがありました。
発作の前には妙にピーチーが調子が良いのです。

「なぜだろうなあ?」
理由は定かではありませんが、本犬が脳の異常を事前に感じ取っていて、不安で行動が変わるのかもしれません。実は今もその理由は分かりません。

「最近調子良いなあ」は、「もしかしたら、そろそろ来るかも」という用心に変わりました。

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老犬アルバムVol.7:樫村慧コメンタリー Complete ~毎日が楽しいね~

老犬アルバム Vol.7 樫村慧コメンタリー
老犬アルバム_樫村慧

老犬アルバムは

頑張る老犬を応援する、アルバムページです。
大好きな愛犬の写真に、飼い主からの一言を添えたメッセージカード形式。

[表紙]
扉絵は、ショコラさん(飼い主は、ショコラママさんです)
[樫村慧コメンタリー]
老犬アルバム 樫村慧コメンタリー Vol.1はこちらに No.1~No.51
老犬アルバム 樫村慧コメンタリー Vol.2はこちらに No.51~No.100
老犬アルバム 樫村慧コメンタリー Vol.3はこちらに No.101~No.150 
老犬アルバム 樫村慧コメンタリー Vol.4はこちらに No.151~No.200  
老犬アルバム 樫村慧コメンタリー Vol.5はこちらに No.201~No.250
老犬アルバム 樫村慧コメンタリー Vol.6はこちらに No.252~No.300
老犬アルバム 樫村慧コメンタリー Vol.7はこちらに No.301~No.350
老犬アルバム 樫村慧コメンタリー Vol.8はこちらに No.351~No.400

[老犬アルバムの思い出]

第1話【老犬は優しい】きっかけはタフィさんと、もなかさん 
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【癲癇|てんかん】7月13日 イーケプラ3クール目 ~発作は嫌いよ(22/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (写真は元気なころのピーチー)
 
当時を振り返り

イーケプラの服用が3クール目に入りました。

最初の1クールは試験的には服用と頓服でしたら、薬が切れてしばらくして大発作がでたので、その後は常用するようになりました。全ての犬や猫に有効かどうかは分かりませんが、少なくともピーチーには著効なように思えました。

やがてピーチーの癲癇の原因が自己免疫不全であることがわかってくるのですが、その間に小康状態を得られたことは幸運でした。

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【ピィ子の成長日記】とうとう桜も満開か【寒がりには過ごしやすい季節です】

ピィ子の成長日記

うちにきて580日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

先週までは油断をしていると寒さがぶり返しましたが、さすがにもうすっかり春です。
ピィ子が毎日行く公園では、大きな桜の木が1本だけ満開でしたが、今週は遅れて他の桜も8分咲きです。

 

 やっと春です

寒いのが苦手なピィ子。ついこの前までポンチョをきていたのですが、もうそれもなくて良さそうです。

いつもポンチョを着ているから、脱いだら素っ裸に見えてそれがまた新鮮です。
ピィ子も犬なんだなあと実感します。

 

春の野草 ノビル つくし タンポポ

ピィ子を連れて、春の野草を摘みにいきました。
左からノビル、ツクシ、タンポポの葉っぱ。

ピィ子は興味なしって顔です。

 

3月14日~3月20日のツイッターです

ピィ子、今日は晴れたぁ!!

ピィ子の成長日記|55

発作は嫌いよ|19/31

ピィ子、ああ、眠い…

ピィ子、これ、アタチのもの!!

発作は嫌いよ|20/31

ピィ子、ブリーランするよ!!

【予告】ピーチー最期の闘病記

発作は嫌いよ|21/31

ピィ子、桜の花が咲き始めたよ!!

始まりは小さな変調でした|別れまでの12日 1/18

告げられた病名は……|別れまでの12日 2/18

ピィ子、桜は何分咲きかなあ?

【老犬アルバム】祝350

ピィ子、箱の中からオハヨウさん!!

ピィ子、箱の中からコンニチハ!!

どうした? 調子悪いのか?|別れまでの12日 3/18

結構揺れた!

またやった――

3月21日~3月27日のツイッターです

久しぶりの癲癇発作|別れまでの12日 4/18

ピィ子、雨は嫌だねぇ

今日は安定しているのかな?|別れまでの12日 5/18

ピィ子、今日は桜が満開!!

状況は悪化しているように|別れまでの12日 6/18

ピィ子、ブルテリアのワイン🍷

ピィ子、4つのブルテリア!

ピィ子、ワインに興味深々

酸素テントが届きました|別れまでの12日 7/18

ピィ子、ツクシ発見!!

ピーチーは虹の橋を渡らない|別れまでの12日 8/18

ピィ子、久しぶりのデコ・ツアトラ!!

大好きな木の棒をとりに|別れまでの12日 9/18

ピィ子、タンポポも咲いたねぇ!!

今日は月誕生日|別れまでの12日 10/18

ピーチーは不思議な子|別れまでの12日 11/18

最後の力を振り絞り|別れまでの12日 12/18

ピィ子、なんと、コルクにもブルテリア!!

呼吸が苦しいだけなのに|別れまでの12日 13/18

恐怖の防災点検|別れまでの12日 14/18

 

 

 ピィ子について

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毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。

名前:ピィ子
血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
今分かっているピィ子のこと
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い(と思っていたが、実はそうでもないかも)
犬種の特性
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む

 

――ピィ子の育児日記――

文:高栖匡躬
 ▶プロフィール
 ▶ 作者の一言
 ▶ 高栖 匡躬:犬の記事 ご紹介
 ▶ 高栖 匡躬:猫の記事 ご紹介

――次話――

ピィ子の成長日記|57

うちにきて594日
ピィ子に困ったことが起きています。
ボールへの執着心が爆発しているのです。
これまでもそういう時がありましたが、またその波がやってきたようです。
顎力最強のブルテリアなので、取り上げるのが大変。
またトレーニングです。

www.withdog.site

――前話――

ピィ子の成長日記|55

うちにきて566日
春の嵐が過ぎて、急に暖かくなりましたね。
今度こそ本当に春がやってくるのか?
と――、こんな時期になって、ますますしまホイの使い方が上手くなってきたピィ子。
すっぽり入って寝てみたり、頭だけ入れて寝てみたり、自由自在です。

www.withdog.site

――育児日記の1話目です――

ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。

 我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと

偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。

マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。

ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。

 犬を飼うということ

『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。

 もう一度、犬を飼うということ

愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は? 
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。

 

【やっぱり可愛い】老犬アルバム Vol.8 ~ますます可愛い~

老犬アルバム Vol.8
老犬アルバム_扉

老犬アルバムは

頑張る老犬を応援する、アルバムページです。
大好きな愛犬の写真に、飼い主からの一言を添えたメッセージカード形式。

自薦他薦を問いません。
ご応募方法は本記事の最後の方に。

これまでの老犬アルバム

老犬アルバムVol.1はこちらに No.1~No.51
老犬アルバムVol.2はこちらに No.52~No.100
老犬アルバムVol.3はこちらに No.101~No.150
老犬アルバムVol.4はこちらに No.151~No.200
老犬アルバムVol.5はこちらに No.201~ No.250
老犬アルバムVol.6はこちらに No.251~ No.300
老犬アルバムVol.7はこちらに No.301~ No.350

樫村慧さんのコメント版はこちらです。

老犬アルバムVol.1 樫村慧コメンタリー
老犬アルバムVol.2 樫村慧コメンタリー
老犬アルバムVol.3 樫村慧コメンタリー
老犬アルバムVo.4 樫村慧コメンタリー
老犬アルバムVo.5 樫村慧コメンタリー  
老犬アルバムVo.6 樫村慧コメンタリー
老犬アルバムVol.7樫村慧コメンタリー

老猫アルバムはこちらです。

老猫アルバムVol.1

老犬アルバムの思い出はこちらです。

第1話 たった一言に、心が奪われることがある
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【癲癇|てんかん】発明、ソフトキャリーバッグ(後編) ~発作は嫌いよ(21/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (写真は本記事のテーマ、ソフトキャリーバッグ)
 
当時を振り返り

ピーチーを病院に連れて行くために思いついた『ソフト・キャリーバッグ』。

早速次にタクシーを呼んだときに試してみました。結果は記事をご覧下さい。
病気は深刻ではありましたが、飼い主が悩んだからと言って治るわけでもありません。なるべくその病気と長く付き合えるように、肩ひじを張らないで行こう。頑張らないで自然体でいこうと思っていました。そして楽しくいこうとも。

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【癲癇|てんかん】発明、ソフトキャリーバッグ(前編) ~発作は嫌いよ(20/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記_ソフトキャリーバッグ

撮影&文|高栖 匡躬 (写真は本記事のテーマ、ソフトキャリーバッグ)
 
当時を振り返り

我が家には車が無くて、二次診療の病院(DVMs)への通院にはタクシーを使っていました。しかしタクシーには少々問題がありました。犬を連れているというだけで、時々乗車拒否に遭うのです。
多くの場合は、ケージにいれてくれと言われますが、癲癇の発作で病院に駆け込むときには、愛犬の足元がおぼつかないのでケージだと危険です。飼い主がしっかり抱いているのが理想なのです。

そこで名案を思い付きました。

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【癲癇|てんかん】7月9日 脳神経科の専門医と面談 ~発作は嫌いよ(19/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (写真は元気な頃のピーチー)
 
当時を振り返り

『かかりつけ医の治療によって病気の改善が見られない場合は、専門科(二次診療)を受診して、専門医の意見を仰ぐ』
人間の医療ならば当たり前のことですが、動物医療ではまだまだ浸透していない取り組みです。
ピーチーはこの二次診療を積極的に取り入れました。

この更に2年前、ピーチーは胆管閉塞を患っており、その時には二次診療で命を救われているます。だから専門医に頼ることについては、まったく迷いはありませんでした。

二次診療では新薬や時には人間用の薬を使う場合もあります。ピーチーに用いたイーケプラもそうでした。医師にとっても未経験なことが多く、まだ治療データも乏しかったため、可能性に賭けながらの手探りの治療でした。

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【ピィ子の成長日記】今頃になってしまホイの虜【もうすぐ春なのにね】

ピィ子の成長日記

うちにきて566日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

寒い日や雨の日はあるものの、だんだん春が近づいてくるのが実感できます。
寒いの苦手なピィ子にとっては待ちどおしい季節です。
冬の間にクッションや毛布に潜り込むことを覚え、自分でヒーターを点けるようになったピイ子。春になって次の秋がくるまで、せっかく覚えたその技は覚えていてくれるでしょうか?

【癲癇|てんかん】7月9日 お風呂は嫌いだけどお風呂場は好き ~発作は嫌いよ(18/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (写真は若いころのピーチー)
 
当時を振り返り

癲癇をかかえているものの、ピーチーは時々発作が起きること以外では、ひとまずは元気でした。

予兆のような異常行動はあったのですが、ブルテリアのトボケタ風貌と相まって、それさえも面白く見えたものです。一方ブルテリアはハイテンションで痛みにも強い犬種です。ピーチーの方でも、自分の体調に不具合を感じていても、飼い主に構ってもらう嬉しさで、少々のことは吹っ飛んでしまっていたのだと思います。

ピーチーはお風呂が大嫌いでしたが、お風呂場は大好きでした。
そこは水飲み場でしたし、暑い時にはひんやりした床が気持ちよかったのでしょう。体調が悪い時には、暗くて誰もいないお風呂場が落ち着いたようです。

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【癲癇|てんかん】7月8日 ずっと寝ているね ~発作は嫌いよ(17/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (鏡に映る自分の姿に見入っているピーチー)
 
当時を振り返り

愛犬が病気になると、当たり前の日々が遠ざかっていきますね。
子犬の頃に覚えて、上手くいくのが当然になっていたトイレが、急に出来なくなるのもその1つ。
しかし落胆している場合ではありません。とにかくまた覚えてもらうしかないのですから。

ピーチーがオシッコが上手くできると嬉しくて、それを喜んでいる飼い主の姿を見るとピーチーも嬉しくなって、それでまたやる気になってと――、まるで子犬の頃と同じですね。

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