犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

薬、サプリメントなど(健康食品を含む場合もあり)

【癲癇|てんかん】6月21日(昼) 全てのはじまりの日 ~発作は嫌いよ(1/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇(てんかん)編 撮影&文|高栖 匡躬 (扉の写真は小さい頃のピーチー) 当時を振り返り 愛犬ピーチーのブログを書き始めたのは、2015年の6月21日のお昼頃。 それまで、ブログという存在は知っていましたが、自分で書こうと思った事は…

【顔面神経麻痺|闘病記】ちぃからの贈り物 ~長く続いた耳の病気(治療編)2/2~【中耳・内耳炎/前庭症状】

わが家のやんちゃ坊主「れん」が、4歳になる少し前のことです。 3月のある朝、突然に元気がなくなってしまいました。 れんは普段は臆病で、郵便受けがカタンと鳴っても大声で吠えたてるのに、その日は物音がしてもまったく吠えません。 「れん、ボールだよ!…

【顔面神経麻痺|闘病記】5年の通院でも改善せず ~長く続いた耳の病気(治療編)1/2~【中耳・内耳炎/前庭症状】

わが家のやんちゃ坊主「れん」が、4歳になる少し前のことです。 3月のある朝、突然に元気がなくなってしまいました。 れんは普段は臆病で、郵便受けがカタンと鳴っても大声で吠えたてるのに、その日は物音がしてもまったく吠えません。 「れん、ボールだよ!…

【まとめ】【免疫抑制剤】ステロイドからの切り替え ~なかなか加減が難しい~【試行錯誤の繰り返し】

免疫抑制剤について思うこと Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 本作は、免疫抑制剤を実際に愛犬に使用した体験談です。 免疫抑制薬は体内で過剰に起こっている免疫反応を抑える薬です。よくTVなどでは生体肝移植などのときに登場します。薬名が仰々…

【まとめ】ステロイド剤とその減薬 ~マイナス面が独り歩き~【無暗に怖がらなくていい】

ステロイド剤とその減薬について Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 このコラムはステロイド剤のメリットとデメリットについて触れた、全3話のシリーズです。 ステロイド剤は【炎症の軽減】【免疫の抑制】などを目的に処方される、一般的な薬です。使…

【心臓腫瘍/看取り】楽しい事を見つける旅に ~ちぃの闘病記(5/5)~

虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(5/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 別れの日 ちぃが泣いているように見えた日――その日の夜に、ちぃは亡くなりました。 ちょうど夜の12時に、家族が見守る中で、ちぃは静かに倒れて、そのまま息を引き取ったのです。…

【心臓腫瘍】 ちぃ、泣いているの? ~ちぃの闘病記(4/5)~

虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(4/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 扉イラスト|はまのゆり 苦しい選択 手術のできないがんを抱えてしまったちぃ。 私はちぃが最期をむかえるまでの間、痛みや苦しみを、少しでも軽くすることはできないものかと、…

【心臓腫瘍】 闘病が始まりました ~ちぃの闘病記(3/5)~

虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(3/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 闘病のはじまり 心臓の腫瘍が発見されて、ちぃの闘病が始まりました。 ちぃの胸とお腹にたまる水の量はとても多く、病院で抜いてもらっても、3日後には呼吸が苦しくなるほどたま…

【心臓腫瘍】 その日、知らされた検査結果は…… ~ちぃの闘病記(2/5)~

虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(2/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 腫瘍科での精密検査 脾臓にも他の臓器にも病変がないにも関わらず、体液の漏出が止まらないちぃ。そのちぃは、大学病院の動物医療センターに行き、腫瘍科の精密検査を受けました…

【心臓腫瘍】 もうすぐ10歳の誕生日を迎える頃でした ~ちぃの闘病記(1/5)~

虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(1/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 扉イラスト|はまのゆり 初夏のある日のこと もうすぐ10歳の誕生日、という初夏のある日のことでした。我が家の愛犬、ちぃは、ごはんを食べなくなりました。 お腹の具合でも悪い…

【顔面神経麻痺】それは突然始まった ~長く続いた耳の病気(発病編)~【中耳・内耳炎/前庭症状】

わが家のやんちゃ坊主「れん」が、4歳になる少し前のことです。 3月のある朝、突然に元気がなくなってしまいました。 れんは普段は臆病で、郵便受けがカタンと鳴っても大声で吠えたてるのに、その日は物音がしてもまったく吠えません。 「れん、ボールだよ!…

【体重差で違う犬の健康】チワワとセントバーナード、同じ犬なの? ~意識しよう犬の体重(フード選び編)~

小さいチワワは1Kg、大きいセントバーナードは100Kg 文|高栖匡躬 犬種の体重差は何と100倍 皆さんは、体重が1Kgしかない、ティーカップチワワはご存知ですか?公認犬種では無いので、犬種の名称は通称なのですが、ティーカップと言うだけに、ものすごく小さ…

【怖かった副作用】今思えば、やってあげても良かったか【抗がん剤には固定観念が】

我が家の愛犬ピーチーが天国にいって、2年半が過ぎました。 命を奪ったのは、急激に進行した肺がんでした。 主治医からその疑いが強いと言われてから、わずか2週間後のことでした。 ピーチーのことは闘病も介護も看取りも、後悔は全くありません。主治医にも…

【ヘルニア】このまま会えなくなっちゃうの? ~ちぃの闘病記:ヘルニア編(後編)~

ちぃの闘病記:ヘルニア編 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 手術の可能性 ちぃが夜間病院に行った日の翌日は、かかりつけの病院が休診日で、診てもらうことができません。 更に翌日のこと――ようやくちぃは、かかりつけの病院で診てもらうことができました。 ち…

【ヘルニア】ある夜、突然の悲鳴でした ~ちぃの闘病記:ヘルニア編(前編)~

ある夜、突然の出来事でした。 台所のテーブルの下で寝ていたちぃ(当時5歳)が、突然「ぎゃん」という、これまでに聞いたことのない声を出して、私にすがりついてきたのです。 どうしたのだろうと思って抱き上げると、また変な声を出して、今度は夫にすがり…

【免疫抑制剤・体験談】やっと見えてきた光明 ~注目はシクロスポリン濃度~【闘病記】

やっと見えてきた光明 免疫抑制剤の血中濃度がようやく安定し、ステロイドの減薬も進みました。 その間は試行錯誤の繰り返しで、失敗もしました。 無力感や、絶望感を覚えることもありました。 不安な毎日でした。 しかし、闘病ってそんなもの。 気長に行こ…

【免疫抑制剤・体験談】一筋縄ではいかない薬の切替 ~離脱症状との闘い~【闘病記】

一筋縄ではいかない薬の切替 ピーチーの免疫抑制剤への移行は、簡単ではありません。 まずは状態が安定せず、体調が悪化したこと。 次に、ステロイド剤減薬による離脱症状です。 免疫機構は複雑なので、対応は容易でありません。 行ったり来たりの試行錯誤。…

【免疫抑制剤・体験談】ステロイド剤減薬の先にあるもの ~犬の自己免疫不全~【闘病記】

ステロイド剤減薬の先にあるもの 愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。 ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。 今回はその難しさの実例を。 犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。 実は多くの…

【ステロイドの減薬】減薬の経過と免疫抑制剤のこと【実例と体験談】

撮影&文|高栖匡躬 誤解の多いステロイド剤(3/3) 前回はステロイド剤の減薬については、唯一の答えは無いということを書きました。 答えが無い以上は、飼い主が試行錯誤して、自分なりの答えを見つけていくしかないわけです。しかしそれを、全くゼロの状…

【ステロイドの減薬方法】実は獣医師もそんなに詳しくない 【犬の場合】

撮影&文|高栖匡躬 誤解の多いステロイド剤(2/3) 前回は、筆者の愛犬ピーチーを例にとって、ステロイド剤を処方する事になった経緯と、処方によって発現した副作用について書きました。 今回からは、本題である減薬について触れて行きます。ステロイド剤…

【ステロイドの減薬】ありふれた薬なのに、情報が極端に少ない 【実例と体験談】

撮影&文|高栖匡躬 誤解の多いステロイド剤(1/3) 今日から3回に渡って、ステロイド剤とその減薬について書こうと思います。筆者の愛犬ピーチーの、経験に基づいたものです。 ステロイド剤は炎症系の疾患では、どの病院にいっても処方されるありふれた薬で…

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