犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

コラム

【ステロイドの減薬】ありふれた薬なのに、情報が極端に少ない 【実例と体験談】

撮影&文|高栖匡躬 誤解の多いステロイド剤(1/3) 今日から3回に渡って、ステロイド剤とその減薬について書こうと思います。筆者の愛犬ピーチーの、経験に基づいたものです。 ステロイド剤は炎症系の疾患では、どの病院にいっても処方されるありふれた薬で…

【避妊手術】すでに体の一部? エリザベスカラーが外れる日 ~コポーの避妊手術(5/5)~ 【手術から10日】

すっかり慣れた、カラーの生活。 犬は不思議。こんな邪魔なものも、そのうちに受け入れてしまう。 適応能力の高さ? もっと不思議なのが、首の長さ。 カラーの写真で、それが無い姿を想像すると、別の生き物みたいです。 良かったね、外れて。コポーちゃん!

【避妊手術】首の周りが、どんどん大きくなるよ ~コポーの避妊手術(4/5)~ 【エリザベスカラー/ドーナツカラー】

相変わらず、傷口を舐めるコポーちゃん、ついにカラーはLサイズ。 こんなに大きくなるものなんですね。驚きです。 因みにうちの子も、カラーを付けながら飼い主の布団に入ってきました。 無理やり侵入してくるので、布団を剥されて大変でした。

【避妊手術】元気なのはいいけど、傷口を舐めちゃダメ ~コポーの避妊手術(3/5)~ 【エリザベスカラー/ドーナツカラー】

エリザベスカラーにも慣れて、更に元気なコポーちゃん。 傷口を舐めようとするので、ドーナツカラーを追加です。 犬は不思議ですね。不便にも、すぐに適応する。 うちの子もカラーを付けたまま、器用にごはんを食べていました。

【避妊手術】1日経ったらすっかり元気 ~コポーの避妊手術(2/5)~ 【エリザベスカラー】

避妊手術から一夜が明けて、元気を取り戻したコポーちゃん。 ガツガツご飯を食べて、傷も問題なし。 そして―― 首には、エリザベスカラーが。 ――さて、このエリザベスカラーですが、 これからどうなっていくのでしょうか?

【避妊手術】生後半年を過ぎて、そろそろその時期に ~コポーの避妊手術(1/5)~ 【エリザベスカラー】

ハナちゃんの妹、コポーちゃんの避妊手術のお話。5話連続。 獣医さんが飼い主だと記録が妙に専門的で、それがまた面白い。 避妊手術の、回復の経過が分かります。 元気一杯でいたずら好きのコポーちゃん。 今日はおとなしいんだね。

【飼い主さん必見】もしも痴漢で逮捕されたら、家に残した犬猫はどうなる?

飼い主が逮捕されたら、ペットはどうなる? 痴漢のニュースが多いですね。誤認逮捕も多いそうです。 万が一外で逮捕されたら、部屋に残したペットはどうなるの? もしも、1人暮らしだったとしたら? 意外に知りませんよね。 どうぞ読んでみてください。 ちょ…

【会陰ヘルニア】高齢の雄犬は要注意です ~前立腺肥大から会陰ヘルニアに発展~【前立腺肥大】

今日は会陰ヘルニアのお話。 未去勢の雄犬のほとんどに発生する前立腺肥大から、この病気に発展するそうです。 (雄犬に圧倒的に多いのですが、雌犬にも発生します) 子供を取らない場合は、去勢すると予防になります。

【ペットの安楽死】飼い主たちの心の内は ~難しいから考えてみる(2/2)~【答は飼い主の数だけある】

飼い主さんたちの、ご意見をまとめました。 唯一の正解が無い話。 「その時」を迎えて、迷いながら自分の答えを探すしかない。 だから、考えておいて欲しい。 「その時」がまだ遠い時から。 ――自分の心って、自分じゃなかなか分からない。

【ペットの安楽死】あなたはその時、受け入れますか? ~難しいから考えてみる(1/2)~【覚悟と決心】

大切な愛犬、愛猫―― 重い病気になっても、安楽死はそう簡単には決断できることじゃない。 特に「その時」には―― 飼い主は、愛犬の命を預かる立場。 だからこそ「その時」には、どちらにするか決めてあげたいように思います。 これは心の準備のお話。 するに…

【自己免疫不全】 重大疾患に発展する可能性と、病気との闘い方【闘病記】

「お歳です」の言葉ってどうなんだろう? 老犬は、”耳が遠くなる”、”足腰が弱くなる”など、色々問題が…… 獣医師は「お歳ですから」という言葉をよく使います。 しかしそれ、本当に「お歳」だから? 「病気には、お歳ですって理由は無いんですよ」 そう語る獣…

【自己免疫不全】 既に多くのペットが罹患している可能性がある【闘病記】

自己免疫不全の診断について ピーチーは予断を許さない状況。 「深刻な状況です」 担当医の言葉を今も思い出します。 そのピーチーが、なぜ助かったか? 自己免疫不全に絞った治療に、賭けたからです。 なぜその選択ができたか? そして、そもそもの診断が難…

【自己免疫不全】 免疫機構の暴走で、免疫が自分の体を攻撃する 【闘病記】

実は既に、身近で起きていることかも 2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。 最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。 かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。 しかしピーチーの状態は悪化の一途。 ただならぬ…

寂しさは意外に悪くないもの ~悩みって何だろう?(2/2)~【愛犬との別れ。経験して分かること】

愛犬の闘病:過去を想うのではなく、今を考える 文|高栖 匡躬 表紙|老犬アルバム No.99 茶太郎さん 悲しみの意義 人は大きな悲しみに直面すると、その意味を探したくなってしまうものだと思います。『神様はなぜこんなにも私を苦しめているのだろうか?』…

悲しみと悩みは別のもの ~悩みって何だろう?(1/2)~【越えられるものと、越えられないもの】

今回は”悩み”について考えてみたいと思います。我々は何か解決が難しい出来事に直面すると、”悩み”と一口に表現してしまいがちに思います。もちろん、筆者もその一人です。 改めて考えてみると、”悩み”と括った思いの中には、”悲しみ”とか、”戸惑い”とか、時…

311、震災の日に思う事 まとめ読み(Complete)を公開しました。

// 本まとめ読みは、1018年3月11日に公開した、奥村來未さんの手記をベースにして構成したものです。 Reviewカテゴリー:エッセイ、コラム作者:奥村 來未 (末話の1記事のみ 高栖匡躬 )2011年3月11日、午後2時46分東日本大震災発生マグニチュード9.0未曽…

【ペットの死に備える】死後の変化 - 体験談 ~いつかの時の知識として~

今日の記事は、なかなか語られなかった事―― 亡くなった愛犬の、遺体の変化について 看取りの後は、”送り”の時。 本当は忘れたい―― けれど誰かのために書き残そう。心の準備のために。 そんな気持ちで書かれた記事。 わが家のことを言うと―― 体温を失った愛犬…

【マダニ】危険な病気を媒介、要注意です ~人にも感染する、人獣共通伝染病の恐れも~

今日はダニの寄生のお話。 暖かくなってくると、ダニの被害が出始めますね。 特にマダニは、人獣共通伝染病を媒介するので怖いです。 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、致死率10~30%とか。 都市部や市街地でも、無関係ではないそうです。

選択こそが飼い主にとっての闘病 ~視点の変化で闘病は変わる(5/5)~【迷わないという覚悟】

身を切る選択をし続けること - それが飼い主の闘病 文|高栖 匡躬 表紙|老犬アルバム No.79 小次郎さん こんな方に 愛犬が急に病気になった|心の準備ができておらず、動顛している|何をしてあげたらいいか分からない|闘病生活が不安で仕方がない|この…

【ストルバイト結晶】我が家は手作り療法食派 ~だって添加物は食べさせたくない~【闘病中】

病院の療法食はどうしても嫌でした 撮影&文|てんルナお母さん この闘病記は ストルバイト結晶を指摘された飼い主さんが、病院の療法食でなく、手作り食で対応しようと悪戦苦闘するお話です。健康な時には食べ物の選択肢があるのに、病気になると病院の療法…

【凍結手術】低温のガスで、腫瘤を壊死させる治療法 ~老齢犬の治療に向いています~

今日は腫瘤の凍結手術のお話。 手術と言ってもメスで切るのではなく、小さなイボを凍結させて取ってしまう方法。痛くないのが良いですね。 犬も猫も、ちょっとしたことで全身麻酔になってしまうので、こういう方法が選べると良いですね。

【過去の喫煙リスクも軽減できる】もう吸っちゃったよ-と思っている方へ ~禁煙のススメ(3/3)リカバー編~

今回は、喫煙者である飼い主さん向け。 既に愛犬の体に取り込まれてしまった有害物質は、どうなるの? 犬の平均寿命は短いのに、これから禁煙して、間に合うの? そんな質問への回答です。 乱暴な推測もありますが、希望は持って良いのじゃないかな?

【犬の健康被害】数字から見た犬の受動喫煙のリスクと考察 ~禁煙のススメ(2/3)データ編~

犬の受動喫煙の危険性を、データで追いかけました。 海外では、研究が進んでいるようです。 (肺がんのリスク) 人間は1.3倍 犬は1.6倍 (特徴) 体が小さいほど影響が。 (そして) 3次喫煙の話は飼い主にとって、これまでの喫煙の常識が変わるかも。

【犬の受動喫煙と3次喫煙】犬と煙草、どちらが大事? ~禁煙のススメ(1/3)概要編~

犬の受動喫煙は、人間よりずっと危険らしいです。 知ってました? ひょんな事から調べ始めました―― 読んだ資料の中には、6倍危険という記述も。 本当かな? 危険という意味では、どうやら本当に危険らしいのですが、 でも、どうやってそんな数字が出るの? …

【Google検索】犬や猫が病気になったら読む話 ~闘病時の情報収集、検索方法~【治療法/薬/食事】

ペットの闘病時の情報収集、検索方法を考える 文|高栖 匡躬 この記事は 本記事は姉妹サイトのWithcatで反響のあった記事(闘病時の情報収集仕方とそのコツについて書いたもの)をベースにしたものです。ご質問をいただいたことへの回答を中心に加筆をした上…

【犬の食欲減退と絶食】食べない事にも意味がある ~野生動物から学ぶこと~

今の"食"が将来の幸せをつくる|4話 8話連載の最終回。 食べるだけでなく、食べない事も大切。 食べない意味を知ると、食事が変わるかもしれません。 基本は長い視野で食事を考えること。 良いフードにばかり目が行きがちですが、【粗食】も【食べないこと】…

【被災したペット】一夜が明けて、そしてその後【東日本大震災】

一夜が明けた避難所 情報から孤立し、不安に包まれる作者と家族。しかし―― 「冷やっこい手ぇ。風邪ひくぞ」 そんな厳しい状況の中でも、作者は人の暖かみに触れます。 自分はこんな時、大切なものを守れるか? 人に優しくできるか? そんな事を考えさせられ…

【避難所でのペット】未曽有の大震災、発生当日のこと【東日本大震災】

未曽有の大震災が東北地方を襲ったのは、7年前の今日でした。 初めは何が起きたか分からず―― やがて中継が始まりました。 津波に映像に衝撃を受けたことを思い出します。 そして原発事故。 江戸川区に住む友人は、個人的に2台のガイガーカウンターを所有し…

【粗食の意義】粗食のススメは、愛犬の将来を見据えた愛情でもある

今の"食"が将来の幸せをつくる|3話 食べムラを防ぎ、闘病、介護の食事を楽しいままにするには、【粗食】が大切。 ――警察犬の学校で学んだ、大切なことです。 ”食べれば良い”というものではない。 そして”食”は、犬の一生を通して設計するもの。 最期まで楽…

【腸内寄生虫】小腸や大腸など消化管の中に寄生します ~回虫、鉤虫、条虫、鞭虫が代表的~

腸内に不必要なものが棲みつくので、色んなことがおきます。 分かりやすいのは、折角摂取した栄養分を奪われること。 当然、体調も悪くなります。 回虫などは、腸以外の臓器にも侵入していきます。 恐いですね。

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