犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

樫村 慧

きみがここにいた意味、今ここにいない意味 ~ラフのいない日々~【ペットロス】

撮影&文:樫村 慧(本作は2017年7月に執筆されたものです) 肌を刺すような日差しが、梅雨明け間近を知らせている。ゴールデンレトリバーの愛犬ラフが天国へと旅立った7月18日が、すぐそこまでやってきた。 末期の腎不全だったラフが尿毒症になり、ひどい痙…

りんちゃん、またね! ~お盆に起きた奇跡:土佐犬リンちゃんとの再会(3/3)~

文:樫村 慧 リンちゃんもラフも成長して、お互いに顔を合わせることがなくなっても、そのリンちゃんを迎えることになった経緯の話は、ずっと胸の奥に残っていた。 他の思い出よりもかなり色濃く私の記憶に刻まれていた。

いつも川の字の真ん中にいたんだよ ~お盆に起きた奇跡:土佐犬リンちゃんとの再会(2/3)~

文:樫村 慧 前話の続きです。 突然大きな花束を持って訪問して下さった、リンちゃんの飼い主さんご夫妻。お線香を上げていただいた後で、ラフと主人の遺影を眺めながら、訪問の経緯について話をして下さった。

突然のインターフォン ~お盆に起きた奇跡:土佐犬リンちゃんとの再会(1/3)~

文:樫村 慧 今年の夏は暑かった。かなりしんどい夏だった。 そんな酷暑の中、暑さも吹き飛ぶようなことが起きた。「こんなこと、あるんだなぁ…」そう呟いてしまうような奇跡があった。

消えない光、ごめんね ~ラフと歩いた日々(3/3)~【腎不全/看取り/安楽死】

撮影:樫村 慧(本作は2016年10月に執筆されたものです) 7月18日月曜、明け方。ラフが突然の下痢。トイレシートは敷いてあったが、お尻周りや尻尾が汚れてしまって、さあ大変。 お風呂まで連れて行くのは難しいので、その場で拭こうとするが、お尻を触られ…

はじめてのご馳走 ~ラフと歩いた日々(2/3)~【腎不全/看取り/安楽死】

撮影:樫村 慧(本作は2016年10月に執筆されたものです) 腎不全のラフの食事は、腎臓サポート食の缶詰とドライフードが半々だったのだが、やがて缶詰だけを残すようになった。明らかに食欲が落ちていた。 7月7日、七夕の暑い日。ラフはやはり缶詰は食べずに…

いつもとちがう散歩道 ~ラフと歩いた日々(1/3)~【腎不全/看取り/安楽死】

撮影:樫村 慧(本作は2016年10月に執筆されたものです) 愛犬のラフがいなくなって、3カ月近くになる。あっという間だったような、随分と前のことのような、不思議な感じだ。 ラフが旅立つまでの事を書き残しておこう、そう思いながら夏が過ぎた。「自分の…

【犬の映画/涙】運命の犬、運命の飼い主 ~ゴールデンレトリバーの飼い主が観た『僕のワンダフルライフ』~

© 2016 Universal Studios and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved. 文:樫村 慧 真っ赤な夕陽に照らされて黄金色に輝く小麦畑に、どっしりと座る大型犬の後ろ姿。その風景を見た瞬間、私は、胸の奥をギュッと掴まれたような気持ちにな…

【ペットロス】闘病で飼い主が流す『血の涙』って何? ~看取って初めて分かること。伝えたいこと~

撮影&文:樫村慧 また春がやってきた。愛犬ラフを見送ってから、2回目の春だ。 ラフは4月20日生まれ。生きていれば、今日で13歳になる。いなくなって寂しいかと聞かれれば、それは寂しい。思い出さない日はない。しかし、それも案外悪くないと思う自分も…

【ペットロス】いつかそこに行こう。愛犬の思い出を連れて。~オオカミに守られている場所、三峯神社~

文:樫村 慧(本記事は2017年10月に執筆されたものです) ひんやりとした山の静寂の中、ラフのリードを引いて”そこ”への階段を登る。ラフは、足取りも軽く飛ぶように歩く。大きな鳥居が私達を迎えている。粛然とそびえるであろう本殿に向かうまでの間、大木…

【ペットの遺骨/墓地】ペットのお墓について考えてみたい ~当事者たちの深刻な問題。悩んでいる方々へ~

撮影&文:樫村 慧 我が家では、一昨年の7月に愛犬を亡くしました。同じ経験をなさった方は、きっと多いことでしょう。皆さんはご自分の愛犬の遺骨を、どうなさっていますか? かけがいのない愛犬を亡くす――愛犬が若いうちは、そんなこと想像も出来ませんよ…

【犬を飼うメリットは色々】腰痛持ちは、犬と暮らしてみたら? ~意外な事実、犬と腰痛~

文:樫村 慧 1年前まで、私は30キロ以上ある大型犬と暮らしていました。朝と夕方には、欠かさず1時間程の散歩。165センチのまあまあ大柄な私でも、愛犬が何かの拍子でリードを引くと、それに体ごと持っていかれ、押さえつけるのは大変でした。私は元々腰痛…

【犬は家族】犬は、弱い家族を守るものなのかもしれない 〜愛犬ラフに守られてきた、うちの二男〜【体験手記】

犬は家族、言葉では言うけれど、それを実感するときがある 撮影&文|樫村 慧 こんな方に 犬と暮らしている|人は犬に教えられることが多いと思う|犬は家族の一員であると強く感じる|他の飼い主さんのことが知りたい 私はこのサイトで、『人は犬に育てられ…

白いソックスを履いたリンちゃん ~シワシワ顔の怒りん坊~【保護した土佐犬/大型犬の苦労】

思い出のリンちゃんへ 文|樫村 慧 こんな方に 土佐犬ってどんな犬?|大型犬を飼ってみたい|経験者の話を聞きたい 3年前のある日のことだ。5月のまだ日も昇らない薄暗い時間に、私は愛犬のゴールデンレトリバー、ラフを連れてお散歩に出た。その日、私に…

【腎不全】余命と言われていた時期をすぎて…… ~ラフと歩く日々(4/4)~

『安楽死』を意識しながら、愛犬との生活は続いて行きます。 犬の闘病は、わからないことばかり。 ベストを尽くすという言葉はあるが、 ベストとは何か? ベターとは何か? 自問の日々が続く。 飼い主はきっと誰もが、迷いながら愛犬と向き合っているんだよ。

【腎不全】ふと閃いた『血の涙』の言葉。透明じゃない涙って? ~ラフと歩く日々(3/4)~

どこが痛いの? 何が食べたいの? 言ってくれたら、どんなに楽だろうか―― しかし、それが愛犬の闘病だ。 介護の行き詰まりは、飼い主の愛情の裏返し。 愛情が自分を苦しめる。 でもね―― きっとその先には、強い信頼が生まれるんだよ。

【腎不全】それは呆気ないくらいの旅立ちだった。永遠の別れって? ~ラフと歩く日々(2/4)~

愛犬とのつきあいは、家族や友人の思い出ともつながっている。 愛犬との良い思い出は、家族との良い思い出に重なる。 きっと、愛犬を愛することは、家族を愛することになるんじゃないかな。

【腎不全】ある日のこと。帰宅したら、そこには犬がいました ~ラフと歩く日々 (1/4)~

ホームセンターで売れ残っていた、ゴールデンレトリバー。ラフと名付けられホームセンターで売れ残っていた、雄のゴールデン・レトリーバー。 このエッセイは、ラフと名付けられたその子と、それを飼う事になった一家の、 絆を描いた実話です。 作者の樫村慧…

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